「カリフォルニアワインって歴史が浅いんでしょう。?」

実は、私もそう思っていた時期がありました。
でも、時間の長短だけでは語れないワイン造りがカリフォルニア。

200年程の年月には、ひじょうに濃密な内容が詰まっていました。
カリフォルニア・ワインはゼロからのスタートではないのです。
ロシア、フランス、イタリア、ドイツなど欧州からの移民が
大きく影響をしています。

試行錯誤、挫折、復興、革新、探求心、発展、
そんな歴史の上に今のカリフォルニアワインはあるのです。

では、いったいカリフォルニアワインの歴史とは。

1810年代

南カリフォルニアを中心にして、カトリックの布教とともにミッショングレープ
(宣教師が宗教行事に使用するためのワインを造るためのブドウ)
として栽培がはじまる。


1841年
メキシコ政府からカリフォルニア地区の司令官として
任命されていたバレホ将軍が、ナパ地区に七万本のブドウを植え、
最初の商業用ワイン醸造業者となる。


1850年代
アンゴスティン・ハラジーがソノマにて「ブエナ・ビスタ」の名称で
商業用ワインを生産。成功をおさめる。


1861年
ナパ・バレーにドイツ人チャールス・クルッグがワイナリーを開設。
彼は、品質の高いヨーロッパ系ブドウ品種を積極的に導入。
その種は300以上にもおよび、育苗されたブドウの苗木は、
ベリンジャーやイングルヌックという創設期のワイナリーへ移植され、
以降のワイン生産に大きく貢献を影響を与える。
チャールズ・クルッグは、この功績により、
カリフォルニアワインの父」と称される。


1876年〜1893年
ソノマからカーネロス、そしてナパにかけて、
フィロキセラ(ブドウ根アブラムシ)の被害で
ブドウ園はほぼ壊滅状態となる。


1920年〜1933年 禁酒法時代
1937年〜1945年 第二次世界大戦

1950年代〜1960年代 ソノマ・ナパの復興

1976年05月24日 パリのブラインド・テイスティング
ボルドー、ブルゴーニュの銘醸ワインに
勝利
賛否両論あり、物議を醸し出す。(別詳細)
勝ち負けは別として、カリフォルニアのワインが
世界で認めはじめられるキッカケとなった事件です。

開拓者スピリットで数々の難局を切り開き、
また、
伝統技術革新的技術の融合されたワイン造り。
それが、カリフォルニアワインの特徴でもあり、
今の人気を支える大きな要素であるのです。


ミッション・サンタバーバラ
宣教活動とともにブドウが広がる。







カリフォルニアのブドウ畑の中を走るワイントレイン
1983年に開通の観光用列車、年間50万人の観光客が利用。
中では食事やワインを楽しめる。片道21マイル程
観光もその知名度に大きく貢献をしている。

また、カリフォルニア各地では、
ワインツアー、バイクツアー、気球による観光など
面白いアトラクションも色々とあります。

ワイナリーやヴィンヤードでは、マーケティングの一環で、
コンサート、試飲やツアー、ウェディングパーティなどの
企画も盛りだくさん行われています。
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